赤い羽根共同募金
共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきました。社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。
毎年10月から赤い羽根共同募金運動が行われ、集められた募金は地域のさまざまな課題解決に向けた社会福祉活動に活用されています。
また、12月1日からの1ヶ月間は、歳末時期に生活援護を必要とする人々のための募金活動「歳末たすけあい運動」も並行して行われます。
当年度お寄せいただいた赤い羽根募金については、翌年度の活動に役立てられています。
全国での活動
募金額の一部は毎年「災害等準備金」として積み立てられており、災害発生時には、被災地で速やかに支援活動が行えるよう 「ボランティアセンター」の開設・運営のための資金として、また、被災した福祉施設の復旧支援に使われます。
じぶんの町にも、もしもの時にも、共同募金は役立てられています。
全道域での活動
共同募金の助成対象分野は、「社会福祉事業」と「更生保護事業」です。お年寄りや障がいのある方、子ども達の福祉などを支援するための活動など、共同募金はみなさまの身近なところで活用されています。
例:
社会福祉施設の車輌・備品機材の購入費の助成
町内会への助成(行事用テント等の購入費助成)
広尾町内での活動
- 福祉団体への活動助成
- ボランティアの育成
- 一人暮らしの高齢者の交流活動
- 住民向け各種イベントの開催(福祉まつり、高齢者スポーツ大会 等)
- 社協だよりの発行
- 小地域ネットワーク事業(町内会への助成) 他
歳末たすけあい募金
毎年12月1日~31日までの1ヶ月間、赤い羽根共同募金運動と並行して、歳末たすけあい運動が行われます。本運動は、共同募金運動の一環として、NHKをはじめとする関係機関・団体のほか、みなさまのご参加やご支援を得て展開するものです。
本運動にお寄せいただく歳末たすけあい募金は、歳末時期に生活援護を必要とする人々のための募金です。みなさまからお寄せいただいた募金は、新しい年を迎える年末の時期に、心身障がい者、介護など支援を必要とする一人暮らしのお年寄り、援助を必要とする子供たちなど、北海道内の各地域で支援を必要とする人々へお届けします。
広尾町では12月1日~15日を目処として町民の方々の協力により行われ、広尾町で集まった募金は全て町内の生活援護を必要する人(生活保護世帯を除く)へ皆様の善意を歳末助けあい見舞金としてお渡ししています。
見舞金として配分しきれなかった部分は翌年度の歳末助け合い募金へ繰り越されます。
見舞金の配布先は個人情報保護の為お伝え出来ませんのでご了承ください。
令和6年度広尾町限定ピンバッジのご紹介
令和6年度のピンバッジのデザインを募集したところ、沢山の応募作品の中から岡嶋将太郎さんのデザインが原案として選ばれました。
町の鳥である「カモメ」と、広尾町でとれる新鮮な「サカナ」をイメージしてデザインをしてくれたそうです。
バッジは500円の募金につき1個贈呈させて頂いております。
ピンバッジの配布先は次の通りです。

ピンバッチ配布先
- 広尾町社会福祉協議会 事務局(広尾町公園通南4丁目1)
- サンタの家内のガチャポン設置(大丸山森林公園内)
数量限定となりますが、前年度以前のバッジも配布しています